ゴンダクレでええ
先日、十兵衛の母さんとも話したのですが、イタズラをした時や、言うことを聞かない時(コマンドが入らない時)は
コンチクショウ~
と思っても、病気や怪我で辛そうにしているのを見ると、やっぱり、やんちゃでも元気にしてくれている方がいい
と身にしみます。
シエラ老嬢様がお若かった頃、ばあやは、それはもう手を焼いたものでございました。
お年をめされて、ご気性でむずかしくなったところもございますが、長く一緒に過ごした分、何と申しますか、お互い肌がなじんでまいりまして、近頃では、
「あ」
「うん」
と感じることもございます。

シエラ老嬢様が体力を持て余しておいでで、ばあやも、そんなシエラ老嬢様を持て余しておりましたころ、
みたいだったのが、気がつくと、
という感じになっていて、それはしっくりとくるようであり、うすらさみしくもあります。
今はこの密着度が心地良いのですが、ふとしたひょうしに、あのひたすらタフでわけがわからなかったころの
シエラ老嬢様が恋しくなったりします。
そうかと言って、じゃあまた今、ワイマラナーの仔犬を迎えたいかというと、それはもうカンベン、カンベン
という気持ちでもあるのです。
今でも、まだわけのわからなさ
は充分あります。
たまにリンパ腺を腫らすことがおありでございますので、その際には、若い頃を懐かしむどころではなく、とにかく病状を回復させたい一心です。
おばあちゃんなんだから、おばあちゃんらしく元気でいてくれればそれでいい、と思います。
でも、まったりすると、

と思ってしまいます。
このごろ、たまにシエラ老嬢様がボールで遊んではしゃいでいると、首や腰や股関節の持病が気になって気になって、
「もういいんじゃない?」
と、ばあやストップをかけるのですが、昔は、これくらいでやめておいてくれたらいいのに、と思った、ちょうどお手ごろのボリュームです。
あの時は、もうカンベン、カンベンと思っていたのですが、それがちょうどになると、ばあやの方が物足りないのです。
きっと、あれは、青春だったのでしょう。
若くて、やんちゃで手のかかるワンコと暮らしていらっしゃる方には、ワンコも、オーナーさんにも、存分にその青春を堪能していただきたいものです。
ひっしで、てんやわんやで、誰か助けて~、でもこのコが可愛いからどうすりゃいいの!? というそれが青春ですよ
。
シエラ老嬢様とばあやの青春はそんな感じでした。
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